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親亡き後のライフプラン 講演
2018-03-27
2月28日(水)、今年度第3回目のワークセンターひょうごのOB家族会「ファミリー会」を開催いたしました。今回は勉強会ということで、ファイナンシャルプランナーで終活アドバイザーの鹿野佐代子氏を講師に招き、「親亡き後のライフプラン~親が元気なうちにやっておける手続きと金銭管理~」というテーマでお話をいただきました。今回の講演は、一般財団法人 ゆうちょ財団の助成を受けて、開催させていただきました。「親亡き後」は知的障害のある子どもをもつ親御さんにとっては、大変関心の高いテーマで、今回の勉強会の参加者も45名と、通常のファミリー会よりも多数のご家族が参加されました。講師の鹿野氏は、障害福祉の分野で長年勤めてこられた方なので、具体的でわかりやすいお話をしていただくことができました。将来への不安から、ただお金を貯めていても、それを実際に使うことができなければもったいない、「お金は人生を楽しくしてくれる道具」という言葉が印象に残った、という感想がたくさん聞かれました。以下、講演後のアンケートから抜粋して掲載いたします。
☆「お金は使うために貯める」「お金よりつながりが大切」など、お金に対する考え方がよくわかった。
☆「お金は道具で、楽しく使って人生をエンジョイするということ」が良かった。
☆将来は不安ばかりが目の前にぶらさがっていたのですが、何とかなるんじゃないかと少し安心しました。お金は貯めるばかりが能ではないと感じました。
☆子どものために、どれくらいのお金を残せば良いかわからなかったのが、なんとなく目標とか目的がわかって良かったです。
☆お金を貯めないと・・・と思わなくて良いのが、すごく気持ちが楽になりました。ライフプランを立てていきます。
☆親亡き後の不安を解消するための、まずすべきことが見えてき
ました。
☆親亡き後が、保護者の一番の心配の種だったので、少しお話を聞いて安心しました。何を準備したら良いのか聞けてよかったです。
☆今まで考えていなかった終活についても知れて、とても良かったです。一般の事ではなく、障害を持った人の例をあげてもらっての話なので、必要なこともわかりやすく良かったです。こういうことが必要だということが改めてわかりました。
☆親亡きあとの心配で、貯金をすることしか考えていませんでしたが、ただ残しても子どもが使えず、そのまま残ってしまう場合がある等、考えていなかったことを今日教えて頂けて、とても参考になりました。