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馬頭琴&ホーミー
2018-12-27
12月18日、モンゴルの方々がワークセンターを訪問され、来日中のお二人(オドンさん、チングルさん)が、「馬頭琴(ばとうきん)」の演奏と「ホーミー」を披露してくださいました。馬頭琴は、日本でも小学校の教科書の中で「スーホの白い馬」の物語で紹介されていることもあり、訓練生の多くがその名前を知っていましたが、実物を見るのも演奏を聞くのも初めてで、貴重な体験となりました。
オドンさんは、馬頭琴を弾きながら「ホーミー」を披露されました。ホーミーは、喉の奥から低い音を出しながら同時に口から高い音も発声する、モンゴル独特の歌唱法だそうですが、その歌声はまるで広々とした平原に響き渡っていくような印象でした。ご一緒されたチングムさんは、モンゴルの伝統曲のほか、「時の流れに身をまかせ」「さくら」など、日本の曲も素敵な歌声で披露してくださいました。最後に、5歳のおじょうさんも加わって、かわいらしい声でモンゴルの「春が来た」を歌ってくれました。
演奏後、モンゴルのみなさんと訓練生で交歓会を行いましたが、馬頭琴とホーミーの感想や質問などにも、みなさんは笑顔で答えてくださっていました。
みなさんは、この後も他の施設や学校を回られるご予定とのことでしたが、きっと、そちらでも感動の輪を広げられたことでしょう。ぜひまたワークセンターひょうごにおいでください。お待ちしております!