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早朝キャンペーン
2019-09-13
9月は『障害者雇用支援月間』です。国や自治体が協力して、多くの人に障害者雇用の理解を深めてもらい、障害者の自立を支援するために、さまざまな取り組みが行われます。ワークセンターひょうごでは、JR兵庫駅前で、障害者雇用をハンドマイクで呼びかけながら、ポケットティッシュを配る『早朝キャンペーン』を行いました。
その活動の様子を今回はワークセンターひょうごの訓練生に紹介していただきます!
こんにちは。ここからは訓練生の僕がお伝えします。よろしくお願いします。
活動はポケットティッシュを準備するところから始まります。ティッシュには僕たちの就職への想いを書き込んだ台紙を挟み込みます。「自立するために頑張りたい」「お金を貯めてアイドルのコンサートに行きたい」仲間たちがそれぞれの想いを書き込んでいきます。僕は就職にむけて頑張ろうと心に決めたたったひとつの想い「就職してお母さんをらくさせたい」と書きました。そのあと、台紙をひとつひとつ丁寧にティッシュに差し込みます。やっと、2000個のティッシュが出来上がりました!
キャンペーン当日。朝7時半に集合し、たすきを掛け、のぼり旗を持ち、いざ出陣!!
訓練生の家族、センターの職員、神戸市障害者支援課や各しごとサポートの方々にも協力いただき、みんなで活動開始です。
徐々に通勤で行き交う人が増えてきました。初めて会う人に声を掛けるのはすごく緊張するし、受け取ってくれるか不安です。だけど、勇気を出して「よろしくお願いします」と一歩踏み出すと、すんなり受け取ってくれました。朝の通勤で忙しいのに、台紙に書かれた想いまで読んでくれました。「ありがとうございました」感激のあまりいつもより大きな声で言えました。この後も多くの方に快く受け取ってもらい、約1時間で2000個のティッシュを全て配ることができました。最後に広場周辺の清掃活動を行い、キャンペーンを終了しました。やり終えたあとは、達成感と感謝の気持ちがこみ上げてきました。