神戸市立ワークセンターひょうご
トピックス
2024-02-01
2024-01-25
2023-08-31
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事業のご案内
事業内容(障害者就労移行支援)
一般企業で就労するために必要な知識や能力の向上のために訓練を行うところです。18才以上の療育手帳等をお持ちの方が対象で、利用は原則2年以内です。作業訓練や企業での実習を通して適性にあった仕事を探すだけでなく、職場に必要なコミュニケーション能力を身につけられるよう支援を行っています。また、訪問型職場適応援助者(ジョブコーチ)を配置し、就職後の職場定着支援に力を入れています。
基本方針
「一人でも多く、一日でも長く」
障害のある方が一般就労による社会参加ができるように支援します。
沿革
平成8(1996)年4月1日
| 神戸市障害者就労推進センター 訓練部、知的障害者通所授産施設として、公設民営で開設。定員30名。開設当時から知的障害者の就労に特化した施設として運営。
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平成18(2006)年10月
| 障害者自立支援法に基づく、就労移行支援事業所に移行。定員33名。
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平成19(2007)年4月
| 「第1号職場適応援助者助成金事業実施施設」の認定を受ける。
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平成21(2007)年7月1日
| 利用定員を30名に変更。
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年度別就職者数
年度(平成)
| 8年度
| 9年度
| 10年度
| 11年度
| 12年度
| 13年度
| 14年度
| 15年度
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就職者数
| 6名
| 13名
| 14名
| 11名
| 9名
| 11名
| 21名
| 15名
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年度(平成)
| 16年度
| 17年度
| 18年度
| 19年度
| 20年度
| 21年度
| 22年度
| 23年度
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就職者数
| 24名
| 23名
| 30名
| 26名
| 28名
| 16名
| 21名
| 25名
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年度(平成)
| 24年度
| 25年度
| 26年度
| 27年度
| 28年度
| 29年度
| 30年度
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就職者数
| 17名
| 18名
| 24名
| 19名
| 18名
| 15名
| 14名
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年度(令和)
| 元年
| 2年度
| 3年度
| 4年度
| 5年度
| 6年度
| 7年度
| 合計
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就職者数
| 15名
| -
| -
| -
| -
| -
| -
| 433名
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「ワークセンターひょうご」の一日のながれ
9:00~
| 目標確認・朝礼
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9:10~
| ラジオ体操
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9:15~
| 作業開始
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12:00~
| 昼食・昼休み
|
13:00~
| 午後作業開始
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15:30~
| 後片付け・清掃
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15:45~
| 1日の振り返り・終礼
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16:00~
| 退勤
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作業訓練
紙袋作製作業、郵便物の丁合作業、コーヒーのピッキング・箱詰めなどの作業を分担して行います。
この作業訓練を通じて、1日6時間の立ち作業に耐えられる体力、集中力、持続力を身に付けることが目標です。
また作業を通じて、報告・連絡・相談といった、どこの職場においても必要な基本的なことを学び、週30時間の労働ができる力を身に付けていただきます。
コミュニケーションスキルトレーニング(CST)
コミュニケーションとは「話をする」「気持ちを伝える」、スキルとは「方法・技術」、トレーニングとは「練習・訓練」という意味です。
コミュニケーションスキルトレーニング(CST)では、専門講師が小グループ(7~8名)で社会生活を送る上で大切なコミュニケーションの練習を行っています。社会生活におけるルールやマナーについても勉強します。
講座
社会生活を送る上で必要な知識を身に付けるために、専門家を講師に招き、講座(勉強会)を開催しています。
(これまでの講座)
・インターネットトラブル、SNSトラブル対策講座
・性教育を含めた人との距離の取り方についての講座
・将来の生活(グループホーム等)についての講座
今後も、お金の使い方やビジネスマナーなど、必要と思われる講座を開催予定です。体験実習
「働く」というイメージをもっていただくために、農業公園、クリーニング工場、図書館など、企業のご協力をいただき、1~2週間の実習を行います。訓練生にとっては日頃の訓練の成果を実際の職場で試すチャンスです。実習最終日には、実習先企業から評価をいただき、その後の訓練に活かしていきます。センターの訓練だけでは気づかなかった課題が見つかることもあります。
就職に向けて~就職
履歴書作成と面接訓練
求人に備えて履歴書作成の練習をします。作成した履歴書を前にした面接練習では、正しい姿勢や態度、質問への適切な応答ができるように練習をくり返します。
求人への応募が決まった訓練生は、求人先の面接に向けて、さらに具体的な内容での面接練習を行います。
マッチング
求人があると、本人の希望や作業適性、就労意欲(タイミング)、職場環境や通勤時間などを考慮し、全職員でマッチング会議を行い、その求人に合う候補者を検討します。もし候補者があれば、訓練生本人とご家族にその求人をお伝えします。
なお、可能な場合は、職員が事前に求人先の職場や作業内容を確認してからマッチングを行うようにしています。
職場実習
求人票の情報だけでは実際の仕事の内容がつかみにくいため、採用を見込んでいる求人先の職場で2週間程度の実習を行うことがあります。この期間に、本人はその仕事を続けていけるかを、事業所は雇用に適しているかを見極めることになります。
就職激励会
訓練生の就職が決まるごとに、全訓練生・職員が参加する「就職激励会」を開催し、送り出しています。就職が決まった笑顔の仲間を見て、「次は自分が就職するぞ」と意欲が高まる訓練生も多くいます。
フォローアップ
職場定着支援(定期フォローアップ、愛称:ロンガー作戦)
「ロンガー作戦」は平成17(2006)年9月にスタートした、ワークセンターひょうご独自の定着支援です。
スタート当初は、就職後2年間、3か月ごとに支援員が就職先を訪問して、本人や事業所の方と面談を行って状況を把握し、必要に応じて支援につなげました。
さらに、平成24(2012)年からは、支援期間を2年から5年に拡大して、前期・後期の2年半に分け、前期は3か月ごと、後期は6か月ごとに事業所を訪問し、支援を行うようになりました。
課題のあるなしにかかわらず、定期的な訪問をすることで、働く上での支障となりそうなことを早期に把握できます。その結果、早期に対応・支援が可能となり、離職のリスクを減らすことができます。
2016年度の「ロンガー作戦」対象者は73名となっています。
ほっとロビー
ワークセンターひょうごでは、センター内のロビーを卒業生と相談登録者のみなさんに開放し、仕事帰りや休みの日に気軽に立ち寄っていただけるようにしています。平日の9時~17時まで開放し、お茶とお菓子を提供するほか、職員がお話を聞くようにしています。2015年度は延べ1000名あまりの方がご利用されました。
アフターファイブ支援(愛称:ドリーム)
「ドリーム」は、毎週金曜日18~20時に三宮の青少年会館の一室を借りて実施している職場定着支援の取り組みです。
働いている障害のある方ならだれでも集える場所になっています。仕事帰りにぶらっと立ち寄って、会話やゲームを楽しんだり、仕事や生活面の悩みを相談することができます。毎回2名の支援員がスタッフとして参加しています。
同窓交流会
「同窓交流会」は、ワークセンターひょうごから就職された卒業生が年に一度集まって、交流を深める機会になっています。